財団概要

発展する沖縄の科学技術研究環境

沖縄県は、沖縄の科学技術振興にかかる現状や優位性を踏まえた、知的・産業クラスターの形成に向けた取り組みを加速させるため、平成28年度「沖縄科学技術振興ロードマップ」を策定しました。ロードマップは、「健康・医療」と「環境・エネルギー」の分野を柱に、沖縄科学技術大学院大学、琉球大学、沖縄工業高等専門学校等の高等教育機関、ベンチャー企業等の集積と支援機能を目的としたインキュベーション施設を有機的に集積し、様々な施策を通じて産学官連携を促進するとしています。また、そこから生み出される研究成果等を活用して新事業・新産業を創出する国際的な「知的・産業クラスター」の形成を目指すとしています。

当センターは、沖縄県が目指す「知的・産業クラスター」内のライフサイエンス・リサーチパーク(仮称)形成に向け、インキュベーション施設が集積するうるま市州崎に所在し、沖縄県の施策と連動して高等教育機関や県内企業を支援しています。

OSTC(沖縄科学技術振興センター)について

財団名称 公益財団法人 沖縄科学技術振興センター
(英文名:OKINAWA Science and Technology promotion Center(OSTC))(旧 亜熱帯総合研究所(RIS))
所在地 沖縄県うるま市字州崎12-2 沖縄県工業技術センター 3階(2023年6月移転)
設立年月日 平成8年10月15日(平成24年4月1日より公益財団法人)
基本財産 1億6,700万円
事業目的 亜熱帯地域、島嶼地域等の有する諸問題等に関し、国際的視野に立って学際的、総合的に研究するとともに、国内外研究機関との共同研究や学術交流、研究機関相互のネットワーク構築、さらに、産学官共同研究や知的クラスターの形成を推進することにより、本県の振興開発のみならず、日本及びアジア太平洋地域の学術・研究の振興に寄与することを目的とする。